任意整理とは

借金を整理するための方法として、任意整理があります。これは債務整理と呼ばれているほかの方法と同じく、合法的に借金を整理する方法として知られています。実際にどのような方法で行われるのかというと「司法が絡まずに貸し手と借り手同士で話し合って解決をする」というものです。お互いの意思によって、行うかどうかが決められるため任意と付く訳です。

 

任意整理をすることによって借金を整理すると、借金自体を減らしたり分割での返済ができたりするようになります。実際にどこまで条件が緩和されるのかはもともとの借金の額や返済条件によって変わりますが、借金の負担を減らせるものだと考えてください。

 

ここで注意しておきたいのは、借金を「減らせる」ことであって、免除される訳ではない点です。全額を返済する必要はありませんが、多少の返済は必要になります。完全に免除ということになると貸し手側も話し合いで納得できるものではないため、減額を目指してその人にとって返済できる範囲に収めることが任意整理の目的になります。

 

任意整理をする場合、これからも借金の返済は続くことから、返済能力がある=ある程度の収入を得ている人ではないと難しい方法になります。まずはそのメリットやデメリット、どのような条件なら可能なのかについて知っておきましょう。

任意整理のメリット

任意整理をするためのメリットには色々ありますが、最大のポイントは自己破産を回避できるところにあります。借金を整理する債務整理の中でも、自己破産を避けたいという人は多く、様々な制限も付いてしまいます。まずその状態を避けて、借金の問題を解決するためにできる方法の1つが任意整理なのです。

 

債務整理を行うことによって、個人信用情報はいわゆるブラックな状態になってしまいます。しかしこの状態も、何をしたのかによって情報が残る期間が決められており、任意整理は自己破産よりもその期間が短くなっています。具体的な数字にすると、自己破産が7~10年であることに対して任意整理は5年です。2年以上の期間が短くなることは、けっこう大きな差になります。

 

債務整理の中でも任意整理は比較的軽い措置になります。そのことから、心理的負担が軽くなるのもメリットの1つです。また貸し手である金融機関側も、減額こそされるものの返済は続けてもらえるので、険悪な関係になりにくいメリットもあります。しかし債務整理をすることに変わりはないので、しばらくの間は再び利用することが難しくなると考えてください。

 

ほかにも任意整理のメリットはあります。これは借金の減額に関わることですが、利息の支払いが減るのです。それどころか、多くの場合は利息の免除という形で解決できるため、そこから長期間の返済になったとしても負担はかなり緩和されます。また資産を残したまま借金の問題を解決できるなど、借り手側には多くのメリットがある方法なのです。

任意整理のデメリット

それでは任意整理をする際に考えられるデメリットにはどんな点が挙げられるのでしょうか。

 

借金を減らすことはできますが、返済は続きます。ほかの債務整理の方法に比べ、借金減額の効果はそれほど高くない点はデメリットになります。そのため、ある程度の収入がなければ任意整理の手続きをすること自体ができません。また期間は短くなってもブラックリスト入りするため、これもデメリットになります。

 

任意整理は、貸し手と借り手の双方が納得しなければ成立しません。そのため、貸し手である債権者が納得しなければ成立しない点にも注意が必要です。個人再生や自己破産などの場合は裁判所が認めてくれれば成立しますが、任意整理は債権者が納得しなければ膠着状態に陥ってしまいます。そのため交渉にも時間がかかるデメリットもあるのです。

 

双方に無理がなく、納得の出来る条件までたどり着くことは大変なため、借金問題から解放されるまで長い時間がかかります。できるだけ早めに問題を解決したい人にとっては、これもデメリットと言えます。

 

任意整理のデメリットについてまとめましたが、これらの問題は考え方を変えるとメリットにもなります。くわしくはメリットの項で説明していますが、時間がかかることも実はメリットとして考えることができます。弁護士などの専門家へ借金について相談できる時間になるので、そこから得られるものはたくさんあるのです。

任意整理ができる条件

任意整理は、無条件でできる方法ではありません。そのためには、いくつかの条件を満たす必要があります。

 

まず前提となるのは、ある程度の収入があることです。借金を免除してもらうのではなく緩和するための方法であり、返済はこれからも続いていきます。そのため、任意整理で決着をしても、そこから返済をし続けるだけの収入がなければ破綻してしまいます。これは必須条件だと考えてください。

 

また長期分割返済をするといっても、ある程度の期間内に収める必要があります。一般的には3年~5年とされているので、これだけの期間に収めて返済できる収入が必要だと考えてください。その人がしっかりと返済でき、貸し手側にも納得させられる状態でなければ、応じてくれることはありません。

任意整理の手続の流れ

実際に任意整理をする際には、まず弁護士などの専門家へ依頼する必要があります。交渉をすると言っても、そこには法律の知識が必要になるからです。債権者側でも任意整理の交渉をこれまで何度もしているため、素人だけで何とかしようとするのは難しい話です。そして依頼をしたら、専門家が介入した旨を債権者に通達し、任意整理が始まります。

 

専門家へ依頼をした場合は、交渉面はすべてお願いできます。条件を決める際には本人も確認する必要はありますが、そこで債務額が決定します。またその計算の中で過払い金が発生していた場合は、その返還請求も行われます。

 

交渉の結果、双方が納得できる条件に達すると和解契約が締結されます。これにより、借金の減額や返済の分割方法が確定し、任意整理の手続きが完了するのです。

任意整理後の生活

任意整理をした後で生活がどう変わるのか気になる人も多くいますが、その後の生活にはほとんど影響はないので安心してください。ブラックリスト入りをしてしまい、新たなローンやクレジットカードの作成は困難な状況になりますが、それ以外は特にマイナスになることはありません。

 

任意整理後の生活で一番変わるのは、借金の返済苦に悩まされることがなくなる点です。これまでギリギリどころか破綻するような返済をしていた人が、無理のない返済に切り替ります。そうすることで、生活にもゆとりが生まれ、精神的に解放されたような気持ちになれます。もちろん借金の返済自体はまだ続くので、気を引き締めていきましょう。

 

もう1つ気になる点として、専門家への報酬支払いがあります。せっかく借金を緩和できたのに、その支払いが負担になるのではないかと考えている人もいます。しかし安心してください。任意整理の報酬は、借金が緩和された後の経済状況に配慮した金額になっています。1社あたり1~3万円で着手し、報酬も同様、もしくは報酬金は請求しないところもあります。また後払いや分割にも対応しているところもあります。

 

報酬自体が極端な負担になることはなく、これまでよりも精神的にも借金の返済という意味でも解放された気持ちになることが、任意整理後の生活なのだと考えてください。

  • 2017/02/01 11:08:01

私が340万円の借金を『あなたの法律相談カフェ』に相談したときの話

エミ,自画像


私が借金を作ったのはもう13年前の時。
給料をもらってもお金が足らず、消費者金融に手を出したのが始まりました。

当時は夫婦で共働きだったこともあり、また余裕あるでしょぐらいの感覚でした。
しかし元々あった車のローンと合わせて、次第に雪だるま式に借金の借入額が大きくなってしまったんです。

私が本当にミスしたのが、支払いがきつい時にリボ払いにしてしまったところ。
なんも知識ない私でしたが、クレジットカードで支払いをする時に「お客様…限度額まですでにご利用されているようで、決済が降りません」っと…。

ようやく調べてみると340万円の借金に膨れ上がっていたんです。
しかも旦那には内緒で…。

もう私の人生は終わりなのか?
そんな風に悩んでいろんな手段を調べまくっている時に見つけたのがあなたの法律相談カフェでした。

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即効、そのまま弁護士に相談して、最終的には223万円も借金をなくすことができました。

あのまま一人でずっと悩んでいたらきっと解決しなかったでしょうね…。
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私のように悩んでいる人は是非、利息や過払い金を損する前に診断を受けてみてくださいね♪

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